健康医療のまゆたま

介護

現在の日本は未曽有の高齢化社会を迎えています。老人ホームやデイサービスなどをはじめとした介護サービスの需要と供給が釣り合っておらず、供給が不足してしまっています。そのような状況下で老人ホームへの入居を希望する場合、緊急の場合は特に「すぐに入られるのか」という点を優先してしまいがちです。しかし、入居の可否のみを優先した場合、入居してから「こんなはずじゃなかった」という好会の原因になることがあります。

老人ホームに入居すると、人生の最期の時を迎えることになる場合がほとんどです。最期まで自分らしく、納得のいく人生を過ごすためにはどのようなことに気を付けるべきでしょうか?

ホーム選びで見落としがちなポイントは3つ!

1.食事
豊かな生活を送るためには、食生活の充実は欠かせません。量だけではなく、味付けや盛り付け、食材の切り方など、食べて栄養を摂取するだけではなく、見て楽しむことも食生活の一部です。
また、よく噛んで食べることは認知症の発生リスクを低減させます。高齢者は噛む力が弱くなるため、柔らかい食事を用意してしまいがちですが、噛むことは満腹感を得るためにも重要です。問題なく咀嚼できる硬さの食事を提供しているか、人によって対応を変えているかなどを確認しましょう。

民間企業が運営している老人ホームでは、長年、ホテルなどで調理を経験したことがある料理人を料理長や調理スタッフに迎えていることもあります。どのような食事が出るのかという判断材料のひとつになるでしょう。

2.イベント
施設によっては、入居者同士だけではなく、入居者と職員が触れ合えるイベントを行っていることもあります。介護は、介護をされる側とする側の心のつながりが重要であるため、お互いの距離を縮められるようなイベントがある施設であれば、安心して入居できるでしょう。

他にも、家族や専門スタッフが同行する小旅行イベントを開催している施設もあります。どこのホームもイベントには力を入れているため、イベントの様子や詳細は公式サイトに掲載されていることが多いです。確認してみると良いでしょう。

3.立地
特にご家族がいる場合、立地はとても重要です。入居者本人はあまり外出しなくとも、ご家族が面会に来やすいような立地のホームを選ぶことで、ご家族もストレスなくホームに来ることができます。

若者の街というイメージの強い渋谷区ですが、それはJR渋谷駅周辺の話です。駅を離れれば閑静な住宅地が広がっています。ホームの近くには東京オペラシティがあり、様々な文化に触れることも可能です。

老人ホームの情報を集める時は、公式サイトや口コミ情報だけではなく、実際に施設に見学に行くことも重要です。サイト上から得られる情報ではとても魅力的ではあるものの、実際に施設に行くと考えていたのと少し違った、ということは往々にしてあります。入居者本人だけではなく、ご家族も実際に見学に行くことでギャップを小さくすることができます。